AIの答えが「それっぽいだけ」なのは、お店の側で「何のために使うか」が決まっていないからです。目的・背景・出したいもの・やらないことの4つを伝えるだけで、答えは変わります。
この記事で分かること
あなたはどっち?
- あまり使っていない、答えがピンとこない人は、まず練習の例題へ。4段階を全部やる必要はありません
- もう毎日使っている人は、「じっくり考える」設定へ

お店の方
AIにいろいろ聞いてはみたんです。でも、それっぽい答えが返ってくるだけで、お店の役に立っている気がしなくて。

オトスマ
よくあるお悩みです。いちばん大事なのは「何のために使うか」なんです。そこが決まると、答えが一気に変わりますよ。
お店のAIは、4つの段階で育ちます
いきなり全部をまかせる必要はありません。順番に進めれば大丈夫です。今日は1と2だけでも十分です。


1. 聞いてみる
調べもの、POPの言葉、お知らせの下書き。ここでは「それっぽい答え」で十分です。
2. お店のことを伝える
どんなお店で、どんなお客さんが多いか。一度伝えると、AIが覚えてくれます。
3. 一緒に考える
「どうしたら雨の日にお客さんが来るか」のような、答えが1つではない相談をします。
4. 仕事の型にする
毎週のお知らせ、返事のひな形。うまくいった頼み方を、くり返し使える「型」にします。
伝えるのは、この4つです


- 目的…何のために?「常連さんに、また来てほしいから」
- 背景…お店のこと、いまの状況。「袋井の小さなパン屋。常連さんは60代が多い」
- 出したいもの…どんな形で、どこに使う?「LINEで送る3行のお知らせに」
- やらないこと…しないこと・言わないこと。「値引きの話はしない」「絵文字は2つまで」
「コンテキスト」は「背景」のことAIの説明でよく出る言葉ですが、中身は「お店のこと、いまの状況」です。お店の人がいちばんよく知っていることなので、AIには書けません。
AIへの指示文(=プロンプト)を長く書く必要は、もうありません。AIが前の会話を覚える機能(AIは、あなたのことを覚えてくれます)があり、ふだんの会話が自然と背景になるからです。
ただし、お店の側の考えがまとまっていないと、AIの答えが全部正しく見えてしまいます。それでは、お店の言葉ではなくなります。

お店の方
たしかに。何をしたいか決めないまま聞いて、出てきた文をそのまま使っていました。

オトスマ
4つを考えることは、AIのためというより、お店の考えを整理することなんです。整理ができていると、「うちらしくない」がすぐ分かります。
「じっくり考える」設定と、まちがいの直し方
AIには、答える前にどれだけ時間をかけて考えるか(=エフォート)を変えられるものがあります。難しい言葉は覚えなくて大丈夫です。画面にある「考える」「思考」などのボタンを押すと、じっくり考えて答えてくれます。名前はサービスごとにちがい、無料版にもあります。
じっくり考えても、まちがいは残ります。ただ、まちがいを指摘すると、認めて直してくれるようになりました。
それでも、まちがいは0になりませんもっともらしい嘘(=ハルシネーション)は減ってきています。でも、人と同じで、お店のルールや地域の事情を知らなければ、勘ちがいをします。気づいたら「ちがうよ、うちは〇〇です」と伝えます。くわしくはAIは平気で嘘をつきますへ。
- 料金・日付・数字は、最後に自分で確かめる
- お店のルール(定休日、予約のしかた)は、先に伝えておく
- おかしいと思ったら「その理由は?」と聞いてみる
- お客さまの名前や電話番号は入れない(入れてはいけない個人情報)
練習してみましょう。例題3つ
お使いのAI(ChatGPT、Gemini、Claude など)に、そのまま送ってみてください。迷ったら、例題2から始めれば大丈夫です。
例題1 目的だけを伝える
「今週は雨が続きそうです。それでもお客さんに来てほしい。何ができますか?」
→ 返ってきた答えに、背景をひとこと足してもう一度聞きます。「袋井の小さなパン屋で、常連さんは60代が多いです」。答えがどう変わるか、くらべてみてください。
例題2 4つをそろえる
「目的:常連さんに、また来てほしい。
背景:袋井の小さなパン屋。常連さんは60代が多い。
出したいもの:LINEで送る3行のお知らせ。
やらないこと:値引きの話はしない。絵文字は2つまで。」
→ 出てきた文を、自分の言葉で1か所だけ直してから使います。
例題3 わざと、まちがいを直す
「来週の営業日のお知らせを作って」と頼みます。AIは定休日を知らないので、たぶん勘ちがいをします。
→ 「ちがうよ。定休日は水曜です。覚えておいてね」と直します。次に頼んだとき、水曜が休みになっていれば成功です。

お店の方
例題2、やってみたら、いつもより「うちっぽい」文が出てきました。

オトスマ
それが「型」の始まりです。うまくいった頼み方は、スマホのメモに残しておきましょう(スマホのメモに「わたしのこと」を書いておく)。
よくあるご質問
有料版でないと、じっくり考える設定は使えませんか?
無料版でも使えるものが増えています。回数に上限があったり、ボタンの名前がちがったりします。毎日使うなら、有料版を1か月だけ試す価値はあります(AIの有料版、一度は試してほしい)。
毎回、4つを全部書かないといけませんか?
いいえ。背景は一度伝えれば十分です。ふだんは目的と出したいものだけで大丈夫。答えがずれたときに、背景とやらないことを足します。
AIの答えをそのまま使ってもいいですか?
下書きとしては十分使えます。ただ、お客さまに届く前に自分の言葉で1か所でも直すのがおすすめです。
この記事のまとめ
- 伝えるのは、目的・背景・出したいもの・やらないことの4つ。お店の考えを整理しておく
- 「考える」ボタンを使い、まちがいは「ちがうよ」と直す
- 何をしたいかを決めて動けるのは、お店の人です
次の一歩
- 今日やること…例題2を、自分のお店の言葉に変えて1回送ってみる
- そのあとやること…うまくいった頼み方を、メモに残しておく
- あわせて読む…AIに何を頼めばいいのか。目的・背景・制約・出力の4つ/AIエージェントってなに? 会社にたとえると分かる
一人でやらなくても大丈夫です
「うちの店の4つ」を一緒に書き出すところから、お手伝いできます。お使いのAIの画面の写真をLINEで送っていただければ、「じっくり考える」のボタンの場所もお返しします。
料金を見る(税込)初回のご相談は無料
| 内容 | オトスマがやること | 料金(税込) |
|---|---|---|
| 初回のご相談 | お話をうかがって、合う進め方をお伝えします | 無料 |
| 相談・レクチャー(教える) | やり方を説明します。作るのはお店の方 | 5,000円/1時間 |
| 月々サポート(一緒にやる) | 月2時間、投稿などを一緒に作り、チャットで改善案も | 33,000円/月 |
| 制作サポート(代わりにやる) | 撮影と投稿を月8回以上、オトスマが作ります | 100,000円/月 |
| 設置から運営まで(まるごと) | アカウントの設置から毎月の運営まで | 150,000円/月 |
| 動画編集(素材あり) | お店の写真・動画と文章をお預かりして作ります | 5,000円〜 |
| ロゴアニメーション | 10秒以内・直しは3回まで | 10,000円 |
| アニメーション動画 | 絵や文字を動かして伝える動画 | 10,000円〜 |
| チラシから作る動画(素材あり) | チラシや画像を動かして、見た人の心を動かす動画に | 30秒 7,000円/1分 10,000円 |
| 撮影 | 素材がないときは撮影から(動画とは別に) | 10,000円〜/1時間 |
| 講座(お店・事業者向け、単発2時間) | お店の仲間とまとめて習う | お一人 3,000円 |
| 交通費 | オンライン・袋井市内はかかりません | 菊川市〜浜松市のあいだは 2,000円 |
毎月のプランは、3か月からのご契約です。くわしい料金は料金のページに、講座の内容は講座・セミナーのページにまとめています。
まずは、LINEで気軽にどうぞ
- いまの画面やお店の資料の写真を送るだけで相談できます
- 初回のご相談は無料。合う進め方と、おおよその金額をお伝えします
- 友だち追加だけでも大丈夫。ブロックはいつでもできます
メールで聞きたい方はお問い合わせのページから。
2026年10月に内容を新しくしました。
