インターネットに一度出した情報は、あとから取り消すのがとてもむずかしいものです。AIに聞くとき、SNSに写真を載せるとき、フォームに入力するとき。何を入れてはいけないのかを、信号の3色で分けました。
この記事を読み終わると:入れる前に「これは大丈夫?」と、自分で判断できるようになります。

会社員の方
AIに相談するとき、どこまで書いていいのか分からなくて。

オトスマ
迷ったら、「知らない人に見られても困らないか」で考えてください。困るものは、入れないのがいちばんです。
こまった:よくある場面
こんなこと、ありませんか。
- AIに相談するとき、名前や病気のことまで書いてしまう
- 孫の写真を、名前や学校が分かる形でSNSに載せた
- 「確認のため」と言われて、届いた番号を教えそうになった
- お店で、お客様の名前が写った画面をそのまま投稿しそうになった
どれも、よくあることです。入れる前に、ひと呼吸。それだけで、ほとんどは防げます。
わかる:信号の3色で分けます
🔴 赤:ぜったいに入れない・教えない
これを知られると、お金をとられたり、なりすまされたりします。家族や会社を名乗る相手にも、教えないでください。
- パスワード・暗証番号
- クレジットカードの番号と、裏の3けたの番号
- 銀行の口座番号と、ネットバンキングのログイン情報
- マイナンバー
- ショートメッセージで届いた確認の番号(4〜6けた)…「本人確認のため教えて」と言われても、ぜったいに教えない
🟠 黄:相手と場所を選ぶ
必要な相手には伝えてよいものです。でも、だれでも見られる場所には出さないでください。
- 住所、電話番号、生年月日
- フルネーム(とくに家族や子ども・孫の名前)
- 健康や病気、薬のこと
- 勤め先、子どもや孫の学校
- 「いつ家にいないか」(旅行の予定など)
🟢 青:ふつうは大丈夫
- 趣味や、好きなこと
- 住んでいる市や町くらいまで
- お店の名前・場所・営業時間(お店が公開している情報)
ひとことで言うと赤は、だれにも言わない。黄は、相手を選ぶ。迷ったら、入れない。

できる:場所ごとに、ここに気をつける

AI(ChatGPT・Geminiなど)に聞くとき
- 赤の情報は、ぜったいに入れない
- 人の名前は「Aさん」「母」のように置きかえる
- 病気や家族の事情を相談するときは、名前や住所を外して書く
- 入れた内容は、AIの会社のサービスの改善に使われることがあります(設定で止められる場合もあります)
例)×「袋井市〇〇の山田花子、75歳、糖尿病です」→ ○「70代の母が、糖尿病です」
SNS(インスタ・Facebookなど)に載せるとき
- 写真の写りこみ…表札、車のナンバー、家の前の景色、制服や名札、郵便物
- いま出かけている…「今から旅行です」は、家が空いていると知らせることになります。載せるのは帰ってから
- 子どもや孫…顔と名前と学校が、一緒に分かる形では載せない
LINEで
- 大人数のグループに、住所や電話番号を書かない
- 知らない人から友だち追加されても、返事をしない
- 知り合いから「お金」「カード」の話が来たら、電話で本人に確かめる
フォーム・メール・ショートメッセージで
声で操作するとき
- まわりに人がいるところでは、暗証番号や住所を声に出さない
- 話しかけて頼むときも、パスワードは言わない
電話で
- 「〇〇の者ですが、確認のため」と聞かれたら、いったん切る
- 自分で調べた番号(カードの裏、公式の番号)に、かけなおして確かめる
お店の方へ:お客様の情報も、守るもの
お店は、お客様の個人情報をあずかっています。発信するときは、とくにここに気をつけてください。
- 写真の写りこみ…予約表、伝票、パソコンの画面、お客様の顔
- やりとりの画面を載せるとき…LINEや口コミのスクリーンショットは、名前とアイコンを消してから
- 口コミへの返信…「〇〇様、先日のご病気の件は」のように、相手の事情にふれない
- AIに頼むとき…お客様の名簿や、名前の入ったメールを、そのまま貼りつけない
ここに注意写真や画面は、載せる前に拡大して、すみずみまで見てください。小さく写っている名前や番号に、あとから気づくことが多いです。
もし、入れてしまったら
| 入れてしまったもの | すぐにやること |
|---|---|
| カードの番号 | カードの裏にある番号に電話して、止めてもらう |
| パスワード | そのサービスのパスワードを変える。同じものを他でも使っていたら、そちらも |
| 確認の番号を教えた | そのサービスの窓口に連絡する。パスワードも変える |
| SNSに載せてしまった | 投稿を消す。もし広まっていたら、相談する |
| お金をとられた・とられそう | 消費者ホットライン「188」、警察相談「#9110」 |
あわてて、恥ずかしいと思わなくて大丈夫です。早く動くほど、被害は小さくできます。
場面ごとに、くわしくメッセージの「押していい?」 → 「これ、押していい?」と思ったら
知らない番号からの電話 → 迷惑電話を止める設定
AIに相談するときの書き方 → スマホのメモに「わたしのこと」を書いておく
お店の発信の決まり → お店のSNSで「書いても大丈夫なこと・問題になること」
結果:できたか、確かめる
こうなっていれば、できています。
- 赤・黄・青の3色で、情報を分けられる
- AIに聞くとき、名前を置きかえて書けた
- SNSに載せる前に、写真を拡大して写りこみを確かめた
- 確認の番号は、だれにも教えないと決めた
この記事のまとめ
- 赤(パスワード・カード・口座・マイナンバー・確認の番号)は、だれにも教えない
- 黄(住所・電話・生年月日・名前・病気)は、相手と場所を選ぶ
- AIには、名前を置きかえて聞く
- SNSの写真は、写りこみを拡大して確かめる
- 入れてしまったら、早く動く。188と#9110
次の一歩
- 今日やること…最近SNSに載せた写真を1枚、拡大して見なおしてみる
- あわせて読む…詐欺メール・変な画面の見分け方/AIは平気で嘘をつきます
ひとりで難しいときの相談先
- これを入れて大丈夫?と迷ったとき…オトスマ。入れる前に、画面の写真をLINEで送ってください
- お金をとられた・だまされたかも…消費者ホットライン「188」/警察相談「#9110」
料金を見る(税込)初回のご相談は無料
| 内容 | 料金(税込) |
|---|---|
| 初回のご相談 | 無料 |
| 個別レクチャー(設定・使い方を、となりで一緒に) | 5,000円/1時間 |
| 講座(地域・シニアの方向け、単発2時間) | お一人 2,000円 |
| 交通費 | オンライン・袋井市内はかかりません 菊川市〜浜松市のあいだは 2,000円 |
くわしい料金は料金のページにまとめています。お見積りには、何がいくつ入るかを書き、あとから「別料金です」とならないようにしています。
まずは、LINEで気軽にどうぞ
- スマホの画面の写真を送るだけで、次に押す場所をお返しします
- 初回のご相談は無料です
- 友だち追加だけでも大丈夫。ブロックはいつでもできます
メールで聞きたい方はお問い合わせのページから。
2026年10月に内容を新しくしました。
