MENU
LINEで相談するお問い合わせ

初回のご相談は無料です

AIエージェントってなに? 会社にたとえると分かる、しくみ・人数・お給料・始め方【お店向け】

AIエージェントってなに? 会社にたとえると分かる、しくみ・人数・お給料・使い方。社長=あなた、副社長(AI)、書く係・絵の係・点検係

「AIエージェントって、うちの小さなお店にも関係あるの?」と思った方へ。3行でいうと、こうです。

  1. AIエージェントは、目的を伝えると、段取りを考えて最後までやろうとするAI(=聞かれたら答えて終わり、ではないAI)
  2. 会社にたとえると分かりやすい。社長はあなたで、お金・送信・公開など大事なことは、人が決める
  3. 始めるのは、1人のAIで、ひとつの仕事から。人数を増やすほど、お金もかかる

お店ならこんな仕事に使えます。

  • Instagramの投稿文の下書き
  • チラシの案づくりと、印刷前の点検
  • お問い合わせの返事の下書き、予約の整理
  • お店の紹介動画の、場面えらびと文字入れ

この記事で分かること(忙しい方は、図と表だけ見ても流れがつかめます)

ことばの一覧だけ先に見たい方は、AIに仕事をまかせる時代のことばからどうぞ。

エプロン姿のお店の女性の、困った表情

お店の方

「AIエージェントで仕事が変わる」ってよく聞くんです。でも、ChatGPTに質問するのと何がちがうのか、うちみたいな小さなお店にも関係あるのか、分からなくて。

案内役のイルカ、オトスマ

オトスマ

関係あります。いちばんのちがいは「答えて終わり」ではなく「目的に向かって最後まで進める」ことです。会社のしくみにたとえて、順番にお話ししますね。

※よくいただくご相談をもとにした会話です。

目次

AIエージェントとは? ふつうのプログラムとのちがい

プログラム・チャット・エージェントのちがい。ふつうのプログラムは決めた手順どおりに動き、想定外のことが起きるとエラーで止まる。チャットのAIは聞かれたら1回答えておしまい。AIエージェントは目的を聞いて、計画・やってみる・確かめる・直すをくり返し、うまくいかないと別の方法を試して最後に報告する
チャットのAIAIエージェント
動き方聞かれたら1回答える目的に向かって、計画・作業・確認・直しをくり返す
想定外のことが起きたら人が聞き直す別の方法を試す。決めた所では止まって聞く
続きを進めるのは人エージェント(大事な所は人)
向く仕事調べもの・相談・下書き何段階もある仕事・量の多い仕事

ふつうのプログラムは、決めた手順のとおりに動きます。決めたことは速く正確ですが、決めていないことが起きるとエラーで止まります。チャットのAIは、聞かれたことに1回ずつ答えるだけで、次に何を聞くかを考えるのは使う人です。

AIエージェントは、目的を聞くと「計画する → やってみる → 確かめる → 直す」を自分でくり返し、うまくいかないと別の方法を試して、最後に「こうしました」と報告してきます。

公式の言い方ではClaudeを作っているAnthropic(アンソロピック)は、2024年12月の解説で、手順があらかじめ決まっているものを「ワークフロー」、AIが自分で進め方や道具の使い方を決めるものを「エージェント」と分けています。この記事もこの分け方に合わせています。

「別の方法を試す」って、どういうこと?

たとえば「来月のイベントのチラシの案を作って」と頼んだとき、途中でこう動きます。

チラシの案を頼んだときの動き方の比べ。指定の書体が入っていないとき、これまでのプログラムは止まるが、AIエージェントは似た書体で作って置きかえたと報告する。写真が小さくてぼやけるとき、プログラムは止まるが、エージェントは配置を変えるか大きい写真がほしいと相談する。日付が資料によってちがうとき、プログラムはどちらかで進めてしまうこともあるが、エージェントは手を止めてどちらが正しいか聞く

この「がんばる力」は、まちがった方向にも働きます。3つ目のように止まって聞くべきところで聞いてもらうために、あとで説明する「ハーネス」(=AIの社内ルール)が要ります。だからこれからは、何をどう聞くかより、何のためにやるのか(目的)をはっきり伝えることが大事です。伝え方はお店のAIは、4つの段階で育てるにも書いています。

会社にたとえると、全部つながる

AIエージェントのしくみは、会社とそっくりです。目的があり、仕事の流れがあり、役割ごとの人がいて、社内のルールがあります。

AIエージェントのチームのしくみを会社にたとえた図。いちばん上に社長=あなた(目的を決める・大事なことを判断する・最後に確かめる)。その下がAIのチームで、副社長=まとめ役のエージェント、その下に編集部・映像制作部・お客さま係があり、それぞれに部署の代表(部長・課長)と、書く係・絵を描く係・点検係などの係がいる。AIのチームのまわりをハーネス(社内のルール・安全のしくみ)が囲む。まわりに、スキル=係ごとの手順書、MCP=外の道具や取引先との窓口、トークン=働いた量でありお給料

社長は、あなたですAIのチームがどれだけ働き者でも、目的を決めるのも、お金を払う・お客さまに出す・約束するといった大事な判断も、最後に確かめて責任を持つのも、社長(あなた)の仕事です。AIがうけもつのは、副社長から係までの「提案と作業」です。

まず、人の役割から。

会社でいうとAIでいうとひとことで
会社の目標目的売上を上げる、時間をつくる。いちばん上に置く
社長あなた(店主)目的を決め、大事なことを判断し、最後に確かめる。ここだけはAIにまかせない
副社長まとめ役のエージェント目的を小さな仕事に分けて、どの部署に頼むか決める
部長・課長部署の代表のエージェント係に仕事を配り、できあがりを集めて報告する
担当の社員エージェント(係)頼まれた仕事を、最後まで進める

次に、仕事を支えるしくみ。

会社でいうとAIでいうとひとことで
仕事の流れ・段取りワークフローだれが、何を、どの順番でやるか
得意な仕事の手順書スキル「この仕事はこうやる」をまとめたもの
社内のルールハーネスやってよいこと・だめなこと・人に聞くこと
取引先との窓口MCPAIと、ほかのサービスや道具をつなぐ共通の決まり
検品・ダブルチェック点検(レビュー)できたものを、別の目で確かめる
お給料トークンAIが読み書きした量。使った分だけお金がかかる

全部を覚える必要はありません。くわしい意味はことば辞典(お店の方向け)にあります。

頼むのは上から、報告は下から

社長の方針が副社長、部長、担当へ下り、できた仕事の報告が下から上へ戻る。AIのチームも同じです。決めてほしいことは、必ず社長=あなたのところまで上がってくるようにしておきます。呼び方は会社ごとにちがって大丈夫。大事なのは、だれが何をして、だれがまとめて、だれが確かめるかが決まっていることです。

会社のしくみの階層。上から、社長=あなた(目的を決める・判断する・最後に確かめる)、副社長=まとめ役のAI(目的を仕事に分けて部署に配る)、部長・課長=部署の代表のAI(係に配ってできたものを集める)、係のAI(書く・描く・点検する)。頼む流れは上から下へ、報告の流れは下から上へ。社長にしか決められないことは、お金を払う・発注する、お客さまに出す・外に公開する、値段や日にちの約束をする

AIは「ひとり一役」のほうが安定しやすい

1人のAIに手順書や注意を積みすぎると、ひとつひとつがおろそかになりやすい、というのがオトスマの実感です。仕事が大きくなったら、役割ごとに係を分けます。たとえば次のような部署です。

  • 編集部…書く係、絵を描く係、文章を点検する係
  • 映像制作部…動画を編集する係、音の係、映像を点検する係
  • お客さま係…返事を下書きする係、予約を整理する係、言葉づかいを点検する係
  • 営業部…チラシやお知らせの案を出す係、反応をまとめる係

オトスマでも、記事の点検や動画づくりで係を分けています。書く係と点検する係を分けると、自分で書いたものを自分で確かめるより、まちがいに気づきやすくなります。

社長(あなた)から副社長に渡すのは「仕事の頼み方」

仕事の出来は、まとめ役のAIに渡す「頼み方」で決まります。次の4つを書いて渡すと、仕事が配られやすくなります。

社長(あなた)から副社長(まとめ役のAI)への仕事の頼み方シート。パン屋さんのお知らせの例。目的:平日の午前のお客さまをふやしたい。背景:近くに保育園があり、お迎えの前に立ち寄る方が多い。出したいもの:Instagramの投稿文を3案、LINEのお知らせを1案、各200字ほど。やらないこと:値引きの約束はしない、お客さまの写真は使わない
書くこと書き方のヒントあなたのお店では
目的何のために?(ふやしたい・へらしたい・伝えたい) 
背景いまの様子、お客さま、お店のこだわり 
出したいもの形(投稿・チラシ・返事)、数、長さ 
やらないこと書かないこと、使わないもの、止まって聞いてほしいこと 

この4つはお店のAIは、4つの段階で育てるの「伝える4つ」と同じで、1人のAIにもチームにも使えます。

ワークフロー:先に「仕事の流れ」を決める

注文を受けて、作って、確かめて、お渡しする。この流れ(ワークフロー)を先に決めておくと、AIのチームは毎回同じ質で動いてくれます。小さな印刷の仕事で見てみましょう。AIは紙に印刷はできませんが、印刷の直前までなら進められます。図の、色を変えたところが「人が止まって確かめる」場所です。

小さな印刷の仕事のワークフローの例。受付の係がご注文の内容を確かめる、作る係が最初の案を作る、あなたがお客さまに見ていただく、作る係が直す、点検係が入稿前の点検をする、あなたが最後の確認をする、あなたが印刷会社に発注する、受付の係がお渡しの連絡を下書きする。人が止まって確かめるところは色を変えている
  1. 受付の係が、注文の内容(大きさ・枚数・紙・しめきり)を確かめる
  2. 作る係が最初の案を作り、あなたがお客さまに見ていただく。直しは作る係が入れる
  3. 点検係が、入稿前の点検をする(塗り足し、文字の大きさ、色、データの形式)
  4. あなたが最後に確かめ、「これで印刷してよい」と決めて、印刷会社に発注する
  5. 受付の係が、お渡しの連絡を下書きする

お客さまの「これでいい」をもらうところと、お金が動く発注は、AIにまかせきりにしません。注文の確認、案づくり、直し、細かい点検は、AIのチームの得意分野です。お店のほかの仕事も、分け方は同じです。

お店の仕事AIのチームがやること社長(あなた)がやること
Instagramの投稿写真えらび・文章の下書き・言いすぎの点検頼み方シートを渡す・読んで投稿する
チラシ案づくり・直し・入稿前の点検お客さまの確認・印刷の発注
お問い合わせの返事返事の下書き・言葉づかいの点検値段や日にちの約束・送信
予約の整理一覧づくり・重なりの点検お客さまへの連絡・変更の判断
お店の紹介動画使う場面えらび・文字入れ・音の点検使ってよい顔や声の確認・公開

仕上げまでの回り方:作る・点検・直す

1回で完成させようとしないのがコツです。作る係が下書きし、別の係が点検し、直す。これを点検がOKになるまで回してから、最後に社長が確かめます。会社でいう検品とPDCA(=計画・実行・確認・改善をくり返すこと)です。

仕上げまでの回り方。1 計画(だれが何を)、2 作る(係が下書き)、3 点検(別の係が確かめる)、4 直す(2回まで)を、点検でOKになるまで回し、最後に社長=あなたが確かめて完成させ、出す・公開する・お渡しする。コツは、作る係と点検係を分ける、直しは2回までで3回目は社長に相談、点検の目を先に決めておく

ハーネス:会社でいう「社内のルールと安全のしくみ」

もう一つ大事なのがハーネスです。もとは、力の強い馬を安全に導く馬具のこと。AIでは、道具・ルール・記録・確認のしくみ一式を指します。会社でいえば、就業規則や決裁のルール、日報(=その日にやったことの記録)にあたります。

ハーネスで「どこまでやってよいか」を3つに分ける。自由にやってよい:調べる・下書き・まとめ・点検・図を作る。やったら報告する:ファイルを作り直した・予定を組みかえた。止まって人に聞く:お金を払う・発注する・メールやLINEを送る・外に公開する・データを消す・お客さまの個人情報を使う。ほかに、使ってよい道具、作業の記録、点検と直し方も決める

いちばん大事なのは、「どこまでやってよいか」を3つに分けておくことです。

  • 自由にやってよい…調べる、下書きする、まとめる、点検する、図を作る
  • やったら報告する…ファイルを作り直した、予定を組みかえた、方針を少し変えた
  • 止まって、人に聞く…お金を払う、発注する、メールやLINEを送る、外に公開する、データを消す、お客さまの個人情報を使う

3つ目は取り返しがつかないことで、会社でいえば社長の決裁が要るところです。止まる場所を決めておかないと、AIは良かれと思って先に進んでしまいます。お客さまの情報の扱いは個人情報の記事もご覧ください。

お店の「AIの社内規定」の例

次のくらいの短い決まりから始められます。紙に書いておき、仕事を頼むときに一緒に渡します。

  1. お金・発注・送信・公開・削除は、必ず止まって店主に聞く
  2. お客さまの名前・電話番号・住所は使わない(必要なときは聞く)
  3. 値段・日付・営業時間は、お店の資料に書いてあるものだけを使う。分からなければ聞く
  4. 効き目や「日本一」のような言い切りは書かない
  5. やったことは、最後に3行で報告する
  6. 同じところで2回失敗したら、続けずに相談する

6つ目は意外と大事です。決めておかないと、何度もやり直してお給料(トークン)を使いつづけることがあります。

「ほうれんそう」も決められる

会社の報告・連絡・相談(ほうれんそう)と同じように、AIにも「どんなときに、どう報告してほしいか」を指示できます。

報告・連絡・相談のやり方の比べ。日本の職場ふうは、こまめに確かめながら。ひとつ終わるごとに報告、予定が変わればすぐ連絡、迷ったら止まって相談。お客さまに出すものや初めての仕事に向く。海外の職場ふうは、まかせて結果で見る。報告は最後にまとめて、決めた線をこえるときだけ連絡、自分で決めて理由を残す。調べものや下書き、慣れた仕事に向く

こまめに確かめながら進めてもらうことも、まかせて最後に結果で見ることもできます。オトスマでは、お客さまの目にふれるものは「こまめに」、調べものや下書きは「まかせて」にしています。

お店の指示の例「下書きができたら、要点を3行で報告してください。値段・日付・お客さまの名前が出てくるときは、出す前に相談してください。迷ったら、案を2つ出して止まってください」。このくらいの短い文で十分です。

トークンは「お給料」。人数を増やせばいいわけではない

AIは、読み書きした量(トークン)に応じてお金がかかります。会社でいえば働いた分のお給料です。人数を増やすほど、お給料もふえます。Anthropicの2025年6月の解説では、エージェントはふつうのチャットの約4倍、何人ものエージェントで動くしくみは約15倍のトークンを使う、と書かれています。

オトスマで、実際に比べてみました

オトスマでは2026年10月、ホームページの記事の点検を、AIの係の人数を変えて比べました。1本の記事を、最初は12人の係で見ていましたが、4人(読者になりきって読む係、内容と事実の係、見せ方と検索の係、まとめ係)に減らしました。

オトスマの記事の点検で、AIの係の人数を減らして比べた結果(2026年10月)。1本あたりの係は12人から4人に、トークンは約2,300万から約610万に、10本あたりの時間は約36分から約12分に。公開中のまちがいを見つける力は5点から4点で、ほぼ同じ。お給料がむだになる使い方は、副社長が全部ひとりでやる、できる人に単純作業、人数ばかり多い、の3つ

結果は、トークンは約4分の1、時間は約3分の1。公開中の記事のまちがいを見つける力は、ほとんど変わりませんでした。人数を減らして困ったのは、読者の声が少し粗くなる、写真の案が薄くなる、くらいで、指示の書き方で補えました。

お給料がむだになるのは、こんな使い方です。

  • 副社長が全部ひとりでやる…性能の高いAIのまとめ役に、かんたんな作業までさせる
  • できる人に単純作業…むずかしい判断ができるAIに、コピーや並べかえばかりさせる
  • 人数ばかり多い…同じものを何人も読んで、同じことを言う

反対に、むずかしい判断は性能の高いAIに、くり返しの作業は軽くて安いAIにまかせると、同じ質でお給料をおさえられます。人の会社の「適材適所」と同じです。

お給料をおさえる3つのコツ

  1. 分かっていることは、係に探させない…もう分かっていることは最初に伝えて、係には「その仕事だけのこと」に集中してもらう。オトスマの比べでも、これがいちばん効きました
  2. 報告は短く…「3行で」「1,500字まで」と決める
  3. やり直しの回数を決める…「直すのは2回まで。それでもだめなら相談」

1人でやるか、チームでやるか

一人のお店でも大丈夫です。AIは1人だけで動かすこともできますし、極端にいえば100人のチームにもできます。どちらにもよいところと、気をつけるところがあります。

1人か、チームかの決め方。記事1本やメールの下書きなどひとまとまりの仕事は1人で十分。資料が多くて読みきれないときは分けて読む係。役割がちがうときは部署を分ける。まちがいが許されないときは点検係を足す。毎週・毎月同じ流れをくり返すならワークフローにする
1人チーム(何人も)
よいところお給料が少ない・速い・話がずれにくい手分けして読める・役割ごとに安定する・点検の目がふえる
気をつけるところ量が多いと読みきれない・自分のまちがいに気づきにくいお給料がふえる・まとめる手間がふえる
向く仕事記事1本、メールやお知らせの下書き1,000件の資料の要約、記事や動画の量産、毎週くり返す仕事

Anthropicも、まずはいちばん簡単な方法から始めて、必要なときだけ複雑にすることをすすめています。オトスマのおすすめも同じで、まず1人で試して、困ったところにだけ係を足すやり方です。

2026年9月、AIの「最後までやる力」がぐっと上がった

この秋に出たAIの「頭」(モデル)が、長い仕事を最後まで進めるのが得意になってきました。名前は覚えなくて大丈夫です。下の公式ページで確かめられます。

  • 9月はじめ:Anthropic(Claudeの会社)の「Claude Fable 5.1」。いちばん上の頭の新しい版
  • 9月3日:OpenAI(ChatGPTの会社)の「GPT-6 Astra」。長い仕事を少ない指示で進められるように作られた、と発表
  • 9月22日:Anthropicの「Claude Opus 5.5」。多くの仕事でFable 5.1に近い力を、より安い料金で、と発表

性能の数字の多くは、作った会社自身の発表です。名前や中身は数か月ごとに変わるので、使う前に各社の公式ページで最新の内容を確かめてください。

お店で始めるなら:5つの手順

  1. 目的を1つ決める…「毎週のお知らせを、30分で出せるようにしたい」など、ひとつだけ
  2. いまの仕事の流れを書き出す…ふだんの順番を箇条書きに。これがワークフローのもとになります
  3. 役割を分ける…最初は1〜2人で十分。「書く係」と「点検する係」の2人が始めやすいです
  4. ハーネスを決める…自由にやってよいこと、報告してほしいこと、止まって聞いてほしいこと
  5. 小さく試して、直す…1回やってみて、困ったところだけ指示や係を直す

お店のInstagramの投稿なら、こんな流れにできます。

お店のInstagramの投稿の流れ。写真を選ぶ係(明るく伝わる3枚)、文章を書く係(お店の言葉で下書き)、点検係(ステマ・言いすぎ・日付)、あなた(読んで投稿ボタン)。あなた(社長)がやるのは、最初に頼み方シートを渡すことと、最後に読んで投稿ボタンを押すこと

文章を書く係のやり方は写真から投稿文を作る方法、点検係が見るところはお店のSNSで書いても大丈夫なことにまとめています。それぞれを係の「手順書(スキル)」として渡せます。

エプロン姿のお店の女性の、ひらめいた表情

お店の方

会社みたいに「目的」と「流れ」と「ルール」を先に決めればいいんですね。いきなり大きなチームにしなくていいなら、うちでもできそうです。

笑っている案内役のイルカ、オトスマ

オトスマ

はい。まず1人、ひとつの仕事からで大丈夫です。流れを書き出すところから、一緒にやることもできますよ。

※よくいただくご相談をもとにした会話です。

よくあるご質問

AIエージェントは、無料で使えますか?

道具によって、無料で試せる範囲と、有料のプランが必要な範囲がちがいます。料金や使える量はよく変わるので、使う前に各社の公式ページで確かめてください。ちがいは、AIの無料と有料のちがいにまとめています。

パソコンが苦手でも使えますか?

チャットの画面で頼める道具もふえています。ハーネス(やってよいこと・聞くこと)を決めるところは、最初に少し考える時間が要ります。大事なのは、パソコンの腕前より「目的」と「流れ」を言葉にできることです。

AIエージェントがまちがえたら、だれの責任ですか?

使う人(お店)の責任です。AIは自分で点検して直せるようになりましたが、まちがいがなくなるわけではありません。AIがまちがえるしくみも知ったうえで、お客さまに出すものは、必ず人が最後に確かめてください。

お客さまの名前や電話番号を、AIに入れても大丈夫ですか?

入れないのが基本です。どうしても必要なときは、使う道具の決まり(入れた内容がどう扱われるか)を確かめ、ハーネスで「個人情報を使うときは止まって聞く」にしておきます。くわしくは個人情報の記事をご覧ください。

RPA(パソコン作業の自動化)とは、何がちがいますか?

RPAは、決めた手順をそのとおりにくり返す「ロボット」で、手順の外のことが起きると止まります。AIエージェントは、自分で手順を考え、うまくいかなければ別の方法を試します。決まりきった作業はRPA、考えながら進める仕事はエージェント、と組み合わせることもできます。

ChatGPT・Claude・Gemini、どれを使えばいいですか?

どれもエージェントとして使える道具を出しています。得意なことや料金のちがいは、ことば辞典「3つのAI」にまとめています。最初は、いまお店で使い慣れているものから試すのがおすすめです。

何人のチームから始めればいいですか?

1人からで大丈夫です。慣れてきたら「書く係」と「点検係」の2人に。量が多い仕事や、毎週くり返す仕事が出てきたら、そこだけ係を足します。

この記事のまとめ

  • AIエージェントは、目的に向かって、計画・やってみる・確かめる・直すをくり返し、最後までやろうとするAI
  • 会社にたとえると分かる:社長はあなた。副社長から係までがAI。仕事の流れ(ワークフロー)、手順書(スキル)、社内ルール(ハーネス)、お給料(トークン)
  • ハーネスで「自由にやってよい・報告する・止まって聞く」を分ける。お金・送信・公開・削除・個人情報は人が決める
  • 人数を増やせばよいわけではない。オトスマの比べでは、12人→4人でトークン約4分の1、質はほぼ同じ
  • まず1人、ひとつの仕事から。困ったところにだけ係を足す

次の一歩

参考にした公式の情報と最終確認

  • Building effective agents(Anthropic、2024年12月19日)…ワークフローとエージェントの分け方、簡単な方法から始めること
  • How we built our multi-agent research system(Anthropic、2025年6月13日)…エージェントは約4倍、何人ものエージェントは約15倍のトークン
  • GPT-6 Astra(OpenAI、2026年9月3日)
  • Claude Opus 5.5(Anthropic、2026年9月22日)
  • オトスマの記事の点検の記録(2026年10月10日)…係12人と4人の比べ

この記事は、2026年10月11日に内容を確かめました。AIの道具や料金は変わりやすいので、気づいたところから書き足していきます。

この記事を書いた人:オトスマ(静岡県袋井市)。お店のSNS・ホームページ・AIの使い方のサポートと、スマホの困ったの相談を行っています。

一人でやらなくても大丈夫です

「うちのお店なら、どの仕事をAIにまかせられる?」「流れの書き出し方が分からない」。そんなご相談から受けています。いまの仕事の流れをうかがって、AIにまかせるところと、人が確かめるところを一緒に分けます。

料金を見る(税込)初回のご相談は無料
内容オトスマがやること料金(税込)
初回のご相談お話をうかがって、合う進め方をお伝えします無料
相談・レクチャー(教える)やり方を説明します。作るのはお店の方5,000円/1時間
月々サポート(一緒にやる)月2時間、投稿などを一緒に作り、チャットで改善案も33,000円/月
制作サポート(代わりにやる)撮影と投稿を月8回以上、オトスマが作ります100,000円/月
設置から運営まで(まるごと)アカウントの設置から毎月の運営まで150,000円/月
動画編集(素材あり)お店の写真・動画と文章をお預かりして作ります5,000円〜
ロゴアニメーション10秒以内・直しは3回まで10,000円
アニメーション動画絵や文字を動かして伝える動画10,000円〜
チラシから作る動画(素材あり)チラシや画像を動かして、見た人の心を動かす動画に30秒 7,000円/1分 10,000円
撮影素材がないときは撮影から(動画とは別に)10,000円〜/1時間
講座(お店・事業者向け、単発2時間)お店の仲間とまとめて習うお一人 3,000円
交通費オンライン・袋井市内はかかりません菊川市〜浜松市のあいだは 2,000円

毎月のプランは、3か月からのご契約です。くわしい料金は料金のページに、講座の内容は講座・セミナーのページにまとめています。

まずは、LINEで気軽にどうぞ

  • いまの画面やお店の資料の写真を送るだけで相談できます
  • 初回のご相談は無料。合う進め方と、おおよその金額をお伝えします
  • 友だち追加だけでも大丈夫。ブロックはいつでもできます

メールで聞きたい方はお問い合わせのページから。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

オトスマ代表。静岡県袋井市で20年、この地域のお店やお寺、観光のお手伝いをしてきました。2019年からは、シニアの方へのスマホ講座も続けています。専門用語を使わず、できないことを責めない相談相手です。

目次