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スマホのことば辞典

スマホを使っていて「このことば、なんだっけ?」と思ったときのためのページです。ひとことの説明と、もう少しくわしい説明、そしてくわしく読める記事をまとめました。

分からないことばは、何度見に来ても大丈夫です。記事の中で下線のついたことばを押すと、このページの説明に飛べます。

スマホを使っていてよく出てくることばです。絵を見てイメージをつかんでから、説明を読んでみてください。

画面に出てくることば アプリ/通知/アップデート/スクリーンショット/音声入力/画面ロック
さわり方のことば タップ/長押し/スワイプ/ピンチ
画面のきれいさ・なめらかさ 解像度(4K・フルHD・HD)/ヘルツ/fps/指への反応/応答速度
しまう場所・つなぐことば Wi-Fi/Bluetooth/ルーター/SSID/ギガ/容量・ストレージ/クラウド/位置情報
アカウント・パスワードのことば パスワード・暗証番号/Apple アカウント・Googleアカウント/二段階認証
インターネット・LINEのことば ブラウザ/リンク/ショートメッセージ/QRコード/LINE公式アカウント/Keepメモ
ネットでよく見るカタカナ サブスク/OS/Cookie/キャッシュ/URL
最近ふえてきたことば パスキー/フィッシング詐欺/eSIM/マイナ保険証/スマホ決済/生成AI/AIエージェント

画面に出てくることば

アプリ

スマホに入れて使う「道具」のことです。

LINEも、カメラも、地図も、ひとつひとつがアプリです。画面に並んでいる四角い絵(アイコン)を押すと開きます。

通知(つうち)

アプリからの「お知らせ」です。

画面の上からスッと出てきたり、アイコンの角に赤い丸や数字がついたりします。いらない通知は止められます。

くわしく:スマホの「分からない」の正体

アップデート

スマホやアプリを「新しく直す」ことです。

アプリのアップデートは数分で終わります。スマホ本体のアップデートは、30分から1時間ほどかかります。

くわしく:スマホの「分からない」の正体

スクリーンショット

いま見ている画面を、そのまま写真にすることです。

分からない画面を家族やオトスマに見せたいときに、とても便利です。ボタンを2つ同時に押して撮ります。

くわしく:家族に聞きにくいこと、先に答えます

音声入力(おんせいにゅうりょく)

話したことを、そのまま文字にするしくみです。

キーボードのマイクのマークを押して話すと、文字になります。LINEの返事や調べものが、打つよりずっと早くなります。

くわしく:声で、スマホとパソコンを動かす

画面ロック

スマホを開くときの「鍵」です。

番号を入れる、顔を向ける、指を当てる、などの方法があります。落としたときに、他の人に中を見られないためのものです。

くわしく:家族に聞きにくいこと、先に答えます

さわり方のことば

タップのイメージ。指で画面を軽く1回押す

タップ

画面を指で軽く1回、トンと押すことです。

アプリを開く、ボタンを押す、のは全部タップです。強く押さなくても大丈夫。2回続けて押すのは「ダブルタップ」と言います。

長押しのイメージ。画面を押したまま少し待つ

長押し(ながおし)

画面を押したまま、1〜2秒そのまま待つことです。

文字や写真を長押しすると、「コピー」「保存」などのメニューが出てきます。アプリのアイコンを長押しすると、並べ替えや削除ができます。

スワイプのイメージ。指を画面の上ですべらせる

スワイプ

指を画面にのせたまま、すっとすべらせることです。

写真を次に送る、画面を切りかえる、通知を消す、のに使います。上下に動かして画面を送るのは「スクロール」とも言います。

ピンチアウトのイメージ。2本の指を広げると写真が大きくなる

ピンチ(ピンチアウト・ピンチイン)

2本の指で、画面を広げたり、つまんだりすることです。

親指と人差し指を広げる(ピンチアウト)と、写真や地図が大きくなります。つまむように閉じる(ピンチイン)と、小さくなります。

画面のきれいさ・なめらかさのことば

テレビやスマホ、パソコンを買うときに、箱や広告に出てくる数字です。大きい数字ほどよい、とは限りません。使い方に合っていれば十分です。

解像度(かいぞうど)・4K・フルHD・HD

画面が、いくつの点でできているかの数です。点が多いほど、きめ細かく見えます。

「HD」「フルHD」「4K」「8K」は、点の数の名前です。「横の点の数×縦の点の数」で書きます。動画の設定では、フルHDを「1080p」、HDを「720p」と書くこともあります。

名前点の数(横×縦)くらべると
HD(720p)1280×720
約92万
—
フルHD(1080p)1920×1080
約207万
HDの約2.3倍
4K(よんケー)3840×2160
約830万
フルHDの4倍
8K(はちケー)7680×4320
約3,300万
4Kの4倍
解像度は点の数のこと。HDは1280×720で約92万の点、フルHDは1920×1080で約207万、4Kは3840×2160で約830万(フルHDの4倍)。8Kは4Kのさらに4倍。同じ場所を近くで見ると、4KはフルHDの4倍の点があり、なめらか
どのくらいがちょうどいい?

テレビ 40インチ以上なら4K。32インチ以下は、フルHDやHDで十分です。4Kの放送を見るには、4Kのチューナーとアンテナも要ります。

スマホ いまのスマホは、どれも十分きれいです。数字より、画面の大きさと見やすさで選びます。

動画を撮る ふだんはフルHDで十分です。4Kで撮ると、同じ長さでもファイルが3〜6倍ほど大きくなり、スマホがすぐいっぱいになります。

くわしく:いまのテレビと昔のテレビ、何がちがう?/スマホで動画をきれいに撮る基本

ヘルツ(Hz)・リフレッシュレート

画面が1秒間に、何回絵を描きかえるかの数です。数が多いほど、動きがなめらかに見えます。

60Hzなら1秒に60回、120Hzなら1秒に120回です。指で画面をなぞったときや、スポーツのような速い映像で、ちがいが分かります。「リフレッシュレート」とも言います。

ヘルツは1秒に描きかえる回数。60Hzは1秒に60回でふだん使いに十分、90〜120Hzは指でなぞるとなめらか、144Hz以上は速いゲーム向け。数字が大きいほど電池を少し多く使うが、多くのスマホは動きに合わせて自動で切りかえる
どのくらいがちょうどいい?

スマホ 60Hzで十分です。なめらかさが好きなら90〜120Hz。

テレビ ふつうは60Hz。スポーツをよく見るなら「倍速(120Hz)」と書かれたものが見やすいです。

パソコンの画面 ふつうは60Hz。速いゲームをするなら144Hz以上。

fps(エフピーエス)

動画が1秒間に、何枚の絵でできているかの数です。

30fpsなら1秒に30枚です。ふだんの動画は30fpsで十分。運動会やスポーツのような動きの速いものは、60fpsにするとなめらかになります(そのぶん、ファイルは大きくなります)。

ヘルツは「画面」の数、fpsは「動画」の数です。似ていますが、別のものです。

指への反応(タッチサンプリングレート)

画面が1秒間に、何回指の動きを調べるかの数です。

単位はヘルツと同じHzで、240Hz・480Hzのように書きます。数が大きいほど、指への反応が早くなります。差が分かるのは、速いゲームをするときくらいです。ふだん使いでは気にしなくて大丈夫です。

反応の数字は2つある。指への反応(タッチサンプリングレート)は1秒に何回指の動きを調べるかで、単位はHz。応答速度は点が色を変える速さで、単位はms(1000分の1秒)、小さいほど速い。どちらも画面を描きかえる回数(Hz)とは別のもの

応答速度(おうとうそくど)

画面の点が、色を変えるのにかかる時間です。小さいほど速く、動きの速い映像で残像(ぶれた影)が出にくくなります。

単位はms(ミリ秒=1000分の1秒)。テレビやパソコンの画面の箱に書いてあります。ゲームをするなら1〜5msのもの。ふだん使いでは気にしなくて大丈夫です。

どれくらいがちょうどいいかの目安。テレビは40インチ以上なら4K、32インチ以下はフルHD・HDで十分、ふつうは60Hz、スポーツなら倍速120Hz。スマホは数字より画面の大きさと見やすさ、60Hzで十分。パソコンの画面は24インチならフルHD、27インチ以上ならWQHD・4K、ゲームなら144Hz以上・応答速度1〜5ms。動画を撮るならフルHDで十分、30fpsでふつう、動きの多いものは60fps

しまう場所・つなぐことば

Wi-Fiのイメージ。ルーターから電波が広がり、スマホ・パソコン・テレビにとどく

Wi-Fi(ワイファイ)

家やお店のインターネットに、線を使わずにつなぐしくみです。

Wi-Fiにつないでいるあいだは、ギガ(通信量)が減りません。アップデートや動画は、Wi-Fiのあるところで。

くわしく:Wi-Fiって、どこまでがWi-Fi?

Bluetoothのイメージ。スマホとワイヤレスイヤホンが近くでつながる

Bluetooth(ブルートゥース)

すぐ近くの機械どうしを、線なしでつなぐしくみです。

ワイヤレスイヤホン、スピーカー、腕時計、車などとつなぎます。届くのは、だいたい同じ部屋くらいの近さです。ギガ(通信量)は使いません。

くわしく:Wi-Fiとのちがい

新しいルーターを箱から出して置きかえる

ルーター

家やお店の中にある、インターネットを配る小さな箱です。

光回線から来たインターネットを、Wi-Fiの電波にして、スマホやパソコンに配ります。横や裏のシールに、Wi-Fiの名前(SSID)と合いことば(暗号化キー)が書いてあります。4〜5年で傷みやすい機械です。

くわしく:ルーターは4〜5年で見直しどき

ルーターのシールをスマホと見比べる

SSID(エスエスアイディー)・暗号化キー

SSIDはWi-Fiの「名前」、暗号化キーはWi-Fiの「合いことば」です。

どちらもルーターのシールに書いてあります。スマホで、シールと同じ名前を選び、合いことばを入れるとつながります。「ネットワーク名」「パスワード」「KEY」と書いてあることもあります。

くわしく:Wi-Fiのつなぎ方

ギガ(通信量)

外でインターネットを使った「量」のことです。

契約ごとに、1か月に使える量が決まっています。使い切ると、動きがとても遅くなります。

容量(ようりょう)・ストレージ

スマホの中の「しまう場所」の大きさです。

写真や動画が増えると、いっぱいになります。「容量がいっぱい」と出たら、消す前に相談してください。

くわしく:スマホの「分からない」の正体

クラウド

インターネット上の「写真などの保管場所」です。

おすすめはGoogleフォト(iPhoneでもAndroidでも使えます)。iPhoneだけを使う方は、iCloud(アイクラウド)も使えます。預けておけば、スマホをなくしても写真は残ります。

くわしく:スマホの「分からない」の正体

位置情報(いちじょうほう)

スマホが「いまどこにあるか」を知るしくみです。

地図で自分の場所を出すときに使います。地図の青い点がずれるときは、位置情報が切れていることがあります。

くわしく:LINEで写真を送る。地図で調べる

アカウント・パスワードのことば

パスワード・暗証番号

自分だけが知っている「鍵の番号」です。

スマホを開く番号、アプリを入れるときの番号など、いくつか種類があります。紙に書いて、家の決まった場所にしまっておくのが安心です。

くわしく:家族に聞きにくいこと、先に答えます

Apple アカウント(Apple ID)・Googleアカウント

「このスマホの持ち主」を表す名前です。

iPhoneはApple アカウント(アップル アカウント。以前の名前はApple ID)、AndroidはGoogleアカウント。アプリを入れるときや、写真を預けるときに使います。

くわしく:家族に聞きにくいこと、先に答えます

二段階認証(にだんかいにんしょう)

パスワードのほかに、もうひとつ確かめる「二重の鍵」です。

パスワードを入れたあとに、ショートメッセージで届いた番号も入れる、などのしくみです。安全のための大切な仕組みです。

インターネット・LINEのことば

ブラウザ

インターネットのページを見るためのアプリです。

iPhoneならSafari(サファリ)、AndroidならChrome(クローム)が入っています。変な画面が出たら、ブラウザごと閉じます。

くわしく:詐欺メール・変な画面の見分け方

押すと、別のページへ飛ぶ文字や画像です。

青い文字や下線がついていることが多いです。知らない人から届いたメッセージのリンクは、押さないでください。

くわしく:詐欺メール・変な画面の見分け方

ショートメッセージ(SMS)

電話番号あてに届く、短い文章のメッセージです。

宅配の不在や、銀行を名乗る詐欺によく使われます。「今すぐ」と急かされたら、止まってください。

くわしく:詐欺メール・変な画面の見分け方

QRコード

四角い模様の記号です。

スマホのカメラを向けると、ホームページやLINEの友だち追加につながります。お店や市役所のお知らせでよく見かけます。

LINE公式アカウント

お店や市役所などの「お知らせ用のLINE」です。

ふつうのLINEとちがい、登録した人にまとめてお知らせが届きます。お店の人に、自分の個人のLINEは見えません。

くわしく:LINE公式アカウントってなに?

Keepメモ

LINEの中で、自分にだけ送れる場所です。

誰にも届かないので、写真を送る練習にぴったりです。メモ帳のようにも使えます。

くわしく:LINEで写真を送る。地図で調べる

ネットでよく見るカタカナ

サブスク(サブスクリプション)

買い切りではなく、月ごとや年ごとにお金を払って、使い続けるしくみです。

動画や音楽のアプリ、クラウドの容量を増やすときなどによく出てきます。使わなくなったときは「解約」の手続きが必要です。

OS(オーエス)

スマホやパソコンを動かしている、いちばん基本のしくみです。

iPhoneは「iOS」、Androidは「Android」、パソコンなら「Windows」や「macOS」といいます。ふだん使っているアプリは、すべてこのOSの上で動いています。

訪れたホームページが、ブラウザに残していく小さな記録です。

次に同じページに来たとき「前回のログイン」を覚えていてくれたりするのは、このおかげです。消してもホームページは使えますが、次からログインをし直すことがあります。

キャッシュ

アプリやホームページを速く表示するために、一時的に保存されているデータです。

Cookieと似ていますが、キャッシュは「画像や文字を覚えておいて、表示を速くする」ためのものです。たまるとスマホの容量を圧迫することもあり、アプリの設定から時々消すと、動きが軽くなることがあります。

URL(ユーアールエル)

ホームページの「住所」にあたる文字の並びです。

「https://」から始まる、あのアドレスのことです。検索するかわりに、URLを直接入力してページを開くこともできます。

最近ふえてきたことば

パスキー

パスワードの代わりに、顔や指でログインするしくみです。

「パスキーを作成しますか?」と出たら、作って大丈夫です。次からはパスワードを入れずに、スマホの顔認証や指紋でログインできます。パスワードを盗まれる心配も減ります。

くわしく:スマホのカタカナことばランキング「最近ふえてきたことば」

フィッシング詐欺

本物そっくりのメールやSMSで、にせのページに連れていき、パスワードやカード番号を盗む詐欺です。

宅配便・銀行・携帯電話の会社などのふりをしてきます。届いたリンクは押さず、いつものアプリや、自分で開いた公式のページから確かめます。

くわしく:「今すぐ」と言われたら、止まってください

eSIM(イーシム)

カードを差しこまずに、電話の契約をスマホの中に書きこむしくみです。

前は小さなSIMカードを差しこんでいました。買いかえや会社の乗りかえのときに「eSIMにしますか?」と聞かれます。設定は、お店で一緒にやってもらうと安心です。

くわしく:スマホのカタカナことばランキング「最近ふえてきたことば」

マイナ保険証

マイナンバーカードを、健康保険証として使うことです。

これまでの保険証は2025年12月1日までに期限が切れ、いまは「マイナ保険証」か「資格確認書」で受診するのが基本です。受付ではカードを機械に置き、顔か4けたの暗証番号で本人の確認をします。暗証番号は3回まちがえるとロックされます。電話やメールで暗証番号を聞かれたら詐欺です。

くわしく:受付でやること4つと、75歳以上の方に届くもの

スマホ決済(○○ペイ)

スマホで、買いものの支払いをすることです。

レジでスマホのバーコードを見せたり、お店のQRコードを読み取ったりして払います。使う前に、どこからお金が引かれるか(銀行・カード・チャージ)を確かめておくと安心です。

くわしく:スマホのカタカナことばランキング「最近ふえてきたことば」

生成AI(せいせいエーアイ)

話しかけると、文章や絵を作ってくれるAIです。

ChatGPT・Gemini・Claudeなどが有名です。便利ですが、まちがったことをそれらしく答えることもあります。お金や健康など大事なことは、ほかでも確かめます。

くわしく:AIは、聞くだけの道具から毎日の相棒へ

AIエージェント

やってほしいこと(目的)を伝えると、最後までやろうとするAIです。

これまでのAIは、聞かれたことに1回答えるだけでした。エージェントは、調べる・作る・確かめるを自分で続けます。「旅行の写真を、行った場所ごとにまとめて」のように、ひとまとまりの仕事を頼めます。お金を払う・申し込む・だれかに送るといった大事なところは、最後に自分で確かめてから押します。

くわしく(お店の方向けの長い記事):AIエージェントってなに? 会社にたとえると分かる

お店のSNS・ホームページ・AIの仕事で出てくることばです。AIのことばは「昔と今で、どう変わった?」を開くと、ここ1〜2年の変化が分かります。

AIに仕事をまかせる時代のことば エージェント/ハーネス/ワークフロー/スキル/MCP/点検/Claude・ChatGPT・Gemini/Claude Code・Codex・Antigravity
通信・機械のことば bps/Wi-Fiの世代
AI・最近よく聞くことば トークン/デプロイ/API/プロンプト
お店で最近よく聞くことば ペルソナ/コンバージョン/UGC/ステマ/リール/インバウンド/薬機法

AIに仕事をまかせる時代のことば

エージェント(AIエージェント)

目的を伝えると、やることを自分で考えて、最後まで進めるAIのことです。

答えるだけでなく、調べる・作る・確かめる・直すをくり返して仕事を進めます。大事なところでは止まって、人に確認してきます。仕事でいえば「担当者」です。

昔と今で、どう変わった?

2年前(2024年ごろ) ことばはあったものの、実際は1回ずつ答えるのが中心でした。

1年前(2025年) Claude CodeやCodexが登場し、プログラムづくりで「最後までやる」が広がりました。

いま(2026年) 資料作り・調べもの・パソコンの操作など、ふつうの仕事にも。長い時間かかる作業を続けられるものも出てきました。

くわしく:AIに仕事をまかせる時代のことば

ハーネス

AIの「頭」(モデル)のまわりにある、仕事のしくみ一式のことです。

道具をわたす、使ってよい範囲(権限)を守らせる、進み具合を記録する、やり直しの回数を決める、人に確認をお願いする。職場でいえば、就業規則や道具、日報のしくみです。「エージェント=モデル+ハーネス」と言われます。もとは、馬に付けて安全に導く「馬具」のことです。

昔と今で、どう変わった?

1年前まで ほとんど聞かないことばでした。AIの力は「モデルの賢さ」で決まると考えられていました。

いま(2026年) 同じモデルでも、ハーネスの作り方で仕事の出来が大きく変わることが分かり、よく使われるようになりました。

くわしく:ハーネスを、仕事にたとえると

ワークフロー

仕事の段取り、流れのことです。

だれが、何を、どの順番でやるか。AIの世界では、人が順番を決めた流れを「ワークフロー」、AIが自分で次を決めるものを「エージェント」と分けて言うこともあります。いまは、何人ものAIに仕事を分けて、点検し合いながら進める段取りを指すことも増えました。

昔と今で、どう変わった?

少し前まで 決まった手順を、自動で順番に流すしくみのことが中心でした。

いま 作る係・点検する係のように、AI同士が分担して仕事を回す流れも「ワークフロー」と呼ばれます。

スキル

AIに持たせる、手順書・ノウハウのファイルのことです。

「この仕事はこの手順で」「この書き方で」をまとめておくと、必要なときにAIが取り出して読みます。仕事でいえば「マニュアル」です。道具によって、呼び名や置き場所が少しずつちがいます。

昔と今で、どう変わった?

2025年10月 Claudeで「スキル」のしくみが始まりました。

2025年12月 どの道具でも使える共通の形として公開されました。

いま(2026年) Codex・Geminiの道具など、20以上の道具で同じ形のスキルが使えるようになっています。

MCP(エムシーピー)

AIと、ほかのサービスや道具をつなぐ「共通の差し込み口」です。

USB-Cのように、形がそろっているので、いろいろな道具を同じやり方でAIにつなげます。カレンダー、メール、ファイル、お店の管理画面などとつながります。

昔と今で、どう変わった?

2024年11月 Anthropic(Claudeの会社)が公開しました。

2025年 OpenAI(ChatGPT)やGoogle(Gemini)も対応し、12月には業界の団体に引きわたされました。

いま(2026年) 主なAIのほとんどが対応する、共通のしくみになっています。

点検(レビュー・検証)

できたものを、別の目で確かめることです。

AIが自分で見直す、別のAIに点検させる、最後に人が確かめる。仕事でいえば、検品やダブルチェックです。

昔と今で、どう変わった?

少し前まで AIが出したものは、人が全部チェックするのが前提でした。

いま AIが自分で確かめて直してから報告するようになりました。それでも、外に出す前の最後の確認は人の役目です。

Claude・ChatGPT・Gemini(3つのAIのちがい)

3つとも、話しかけて使うAIです。作っている会社がちがいます。

Claude(クロード)はAnthropic、ChatGPT(チャットジーピーティー)はOpenAI、Gemini(ジェミニ)はGoogleが作っています。ChatGPTは使う人がいちばん多く、何でもそろっています。GeminiはGmailやGoogleマップなど、Googleのサービスとつながりやすいのが強みです。Claudeは長い文章や資料、仕事の作業をていねいに進めるのが得意と言われます。得意なことは、新しくなるたびに変わります。

昔と今で、どう変わった?

2年前(2024年ごろ) 主に、聞かれたことに答えるチャットでした。ちがいは文章の雰囲気くらいでした。

1年前(2025年) じっくり考えるモード、ネット検索、覚える機能が、3つともそろいました。

いま(2026年) 3つとも、パソコンの操作や長い仕事をまかせる方向へ。選ぶときは「ふだん使うサービスとつながるか」で考えるのがおすすめです。

くわしく:AIの有料版、一度は試してほしい

Claude Code・Codex・Antigravity

AIに、パソコンの上で仕事を最後までまかせる道具です。

Claude Code(クロード・コード)はAnthropic、Codex(コーデックス)はOpenAI、Antigravity(アンチグラビティ)はGoogleの道具です。もともとはプログラムを作る人向けですが、資料作りやファイルの整理など、ふつうの仕事にも使われ始めています。

昔と今で、どう変わった?

2025年 2月にClaude Code、春にCodexが登場。11月にAntigravityが加わりました。

いま(2026年) どれも、何人ものAIを同時に動かしたり、スキルやMCPを使ったりできるように。Antigravityは2026年5月に大きく作り直されました。日本で使う人は、まだClaude CodeとCodexが中心です。

くわしく:道具の名前と、お店での使い方

通信・機械のことば

動画が止まって困っているお店の方

bps(ビーピーエス)・Mbps・Gbps

1秒間に送れるデータの量。通信の「速さ」を表すことばです。

Mbps(メガ)の1000倍がGbps(ギガ)。YouTubeのきれいな動画(1080p)は約5Mbps、4Kの動画は約20Mbpsがめやすです。

昔と今で、どう変わった?

約10年前 光回線は1ギガ(1Gbps)が中心。スマホは4Gでした。

いま(2026年) 10ギガの光回線も増え、5Gのスマホは全国平均で約140Mbps。回線よりも、ルーターやスマホが古いことで遅くなる場面が増えました。

くわしく:「bps」を、動画にたとえると

Wi-Fi 6・Wi-Fi 7(Wi-Fiの世代)

Wi-Fiの「世代」をあらわす番号です。数字が大きいほど新しくなります。

ルーターやスマホの箱・説明書に書いてあります。ルーターとスマホの両方が新しい世代に対応していると、速さが出やすくなります。

昔と今で、どう変わった?

約10年前 Wi-Fi 5が広まりはじめたころでした。

約5年前 Wi-Fi 6が広まりました。

約3年前 Wi-Fi 6E(2022年9月)とWi-Fi 7(2023年12月)が日本で使えるようになりました。

いま(2026年) Wi-Fi 7のルーターが1万円前後から買えます。

くわしく:Wi-Fiと回線、この10年

AI・最近よく聞くことば

トークン

AIが文章を読んだり、答えを書いたりするときに数える「文字のかたまり」の単位です。

AIに質問すると、質問も答えも「トークン」という数で数えられます。一度に聞ける文章の長さや、料金が、このトークンの数で決まることがあります。「AIが急に前の話を忘れた」ときは、このトークンの上限に届いた合図のことがあります。

くわしく:AIに何を頼めばいいのか

デプロイ

作ったホームページやアプリを、みんなが使える状態にして、世の中に公開することです。

「デプロイする」と言われたら「公開する」「使えるようにする」という意味です。「まだデプロイしていません」と言われたら、まだ完成の準備中で、世の中にはまだ出ていない、ということです。

API(エーピーアイ)

別々のアプリやサービスどうしが、裏側で情報をやり取りするための「つなぎ口」です。

たとえば天気のアプリは、気象庁の情報をAPIを通じて受け取って表示しています。むずかしく考えず、「サービス同士が裏でつながっている仕組み」と思えば十分です。

プロンプト

AIに頼みごとをするとき、自分が入力する質問や指示の文章のことです。

「プロンプトを工夫する」とは、AIに伝える文章を、もっと分かりやすく書き直す、という意味です。

くわしく:AIに何を頼めばいいのか

お店で最近よく聞くことば

ペルソナ

届けたいお客さまを、1人の人として決めることです。

いちばんかんたんなのは、会ったことのない「30代の女性」ではなく、「常連の40代のAさん」「放課後に来る高校生」のように、顔の分かるお客さん1人を思いうかべることです。相手が変わると、伝える中身も伝え方も変わります。

くわしく:ペルソナとコンバージョンを、お店の例で

コンバージョン(CV)

見た人が、予約・購入・問い合わせなど、お店がしてほしい行動をしてくれたことです。

相手(ペルソナ)ごとに変わります。常連さんなら「LINEで予約」、高校生なら「保存して友だちに送る」。見られた数より、行動してくれた数を見ます。

くわしく:「見た」から「来てくれた」までの道のり

UGC(ユージーシー)

お客さまが自分で投稿してくれた、写真や口コミのことです。

お店の外から見た声なので、信頼されやすいです。お店のSNSで紹介するときは、投稿した方に許可をもらいます。

くわしく:お店のカタカナことばランキング「最近ふえてきたことば」

ステマ(ステルスマーケティング)

広告なのに、広告だと分からないようにする宣伝です。

2023年10月1日から景品表示法で禁止されました。責任を問われるのは、宣伝をお願いしたお店の側です。頼んだ投稿には、本文の分かるところに「PR」「広告」と書いてもらいます。

くわしく:お店のSNSで「書いても大丈夫なこと・問題になること」

リール

インスタの、縦長の短い動画です。

フォローしていない人にも届きやすく、お店を知ってもらう入口になります。最初の1秒で「何の動画か」が分かるように作ります。

くわしく:お店のカタカナことばランキング「最近ふえてきたことば」

インバウンド

海外から日本に来る旅行者(訪日客)のことです。

Googleマップを英語などで見て、お店を探す人も多いです。営業時間・写真・メニューを整えておくと、ことばが分からなくても伝わります。

くわしく:お店のカタカナことばランキング「最近ふえてきたことば」

薬機法(やっきほう)

薬や化粧品などの決まりで、食べものの「効き目」の書き方にも関わる法律です。

一般のお茶やお菓子で「治る」「予防する」「脂肪を燃やす」と書くと、薬の広告とみなされることがあります。書けるのは、産地・作り方・味・香りなど「どんなものか」です。体への働きを書けるのは、機能性表示食品やトクホだけです。

くわしく:「どんなお茶か」は書ける。「何に効くか」は書けない

ここにないことばは

「このことばが分からない」と、LINEで送ってください。お返事と一緒に、このページにも少しずつ足していきます。