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YouTubeはお店でどう使う?長い動画とShortsの選び方、撮影前の準備

YouTubeはお店でどう使う?長い動画とShortsの選び方、撮影前の準備を説明する表紙イラスト。

「動画は撮るのも編集も大変そう」と感じて、手が止まっていませんか。毎日出す必要も、話がうまい必要もありません。お客さまが来る前に知りたいことを、一場面だけ撮って見せるところから始められます。

ショート動画(=縦長で短い動画。YouTubeでは「Shorts」)は、商品や盛りつけをさっと見せる動画です。長い動画は、道順や手順をじっくり説明する動画です。

目次

YouTubeが向くお店、向かないお店

  • 向くお店:道順や商品の選び方など、「説明すると来店前の安心になること」があるお店。
  • 今は急がなくてよいお店:臨時休業のように、すぐ変わる知らせだけを伝えたいお店。人が映ってしまい、許可が取れないお店。この場合は、Googleマップやホームページで案内するほうが合います。

あなたはどっち?

この記事で分かること:

困っている表情のお店の方

お店の方(説明用の会話例)

YouTubeは長い動画を作らないといけないんでしょうか。撮影も編集も大変そうです。

案内役のオトスマ

オトスマ

短い動画も、説明をきちんと残す長い動画もあります。まず、お客さまが来る前に知りたいことを一つ選びましょう。

お店の動画は、再生数を増やすことだけが目的ではありません。「道順を見てもらう」「使い方を知ってもらう」「予約方法を確かめてもらう」など、見た人にしてほしいことを一つ決めると、撮る内容も短くなります。

初めて来る人の入口の疑問に答える動画を撮り、地図の確認へ案内するパン店の架空例。
説明用の架空例です。「誰に」「何を伝え」「見た後どうしてほしいか」を一つずつ決めます。

ショート動画と長い動画は、役目がちがう

  • ショート動画向き:商品の質感、盛りつけ、開店準備の一場面、季節商品の紹介。
  • 長い動画向き:初めて来る方への道順、商品の選び方、予約や注文の手順。
  • 動画にしなくてよい話:急な臨時休業など。Googleマップやホームページで直せる場所を選びます。

一つの話題で終わるならショート動画、順番に見せたいなら長い動画で選びます。同じ素材を無理に両方へ作る必要はありません。

YouTubeの公式ヘルプでは、2024年10月15日以降にアップロード(=動画を送って載せること)した、正方形か縦向きで3分以内の動画が、ショート動画として分類されると説明しています。

困っているお店の方

お店の方(説明用の会話例)

ケーキの仕上げを短く見せたいです。Shortsの説明欄に予約ページのURLを書けば、お客さまはそこから予約できますか。

案内役の緑のイルカ、オトスマ

オトスマ

Shortsでは説明欄やコメントに書いたURLはクリックできません。プロフィールや関連動画など案内できる経路を選び、公開前に実際の画面でリンク先まで確認しましょう。

Shortsの説明欄に書いたURLを押す案内ではなく、プロフィールリンクなど実際に使える経路からお店の案内へ進む概念図。
ショート動画の説明欄やコメント欄のURL(=ページの住所)は、クリックできません。

長い動画の説明欄のURLは、上級者向け機能を有効にしたチャンネルなら押せます。変わりやすい営業時間などは動画に詰め込まず、概要欄やチャンネルのプロフィール欄から、現在の案内ページへつなぎます。

お店のチャンネルは、店名と案内先をそろえる

動画を載せるには、Googleアカウントに加えてYouTubeチャンネル(=お店の動画を並べる場所)が必要です。チャンネル名、写真、説明を店頭や名刺とそろえると、初めて見た人も同じ店だと分かります。説明には「何のお店か」「どこにあるか」「何を紹介するか」を短く書きます。

担当が替わるときのため、Googleアカウントのパスワードは共有しません。公式ヘルプでは、チャンネル権限で役割を選んで招待できると案内しています。招待する人と役割は、お店で決めてください。

最初の動画は、スマートフォンで一場面だけ撮る

高価なカメラや凝った編集は、最初は要りません。窓の近くなど明るい場所で、スマートフォンを両手で持って撮ります。商品紹介なら、全体を見せ、特徴を一つだけ伝え、最後にお店での確認方法を伝える形です。撮影前に、紙へ三行だけ書きます。

  1. 見た人に伝えることを一つ。
  2. 動画に映すもの、映さないもの。
  3. 見た後にしてほしいことを一つ。

話すのが難しければ、手元の様子を撮り、短い字幕を添えます。字幕は、スマホを小さく表示しても読める量にし、商品名や数字を間違えていないか最後に見直します。音量とピントの確認も忘れずに。

伝えること、映すものと映さないもの、見た後の行動を三行に書いてから、商品の一場面を撮る店主。
スマホで一場面を撮り、音とピントを確認します。背景の書類や、店内の会話の入り込みにも注意しましょう。画面は説明用です。

人・伝票・個人情報が写っていないか見る

店内では、お客さまの顔や会話、注文伝票、予約表、画面の名前が映り込むことがあります。席が空いている時間に撮り、背景の書類や画面を片づけます。スタッフが映る場合は、目的と公開する場所を伝えて同意を確かめます。

お客さまが映る動画は、本人に説明して許可を得た場合だけにします。許可が未確認の素材は、非公開で保管してください。限定公開は、リンクを知る人が見られ、さらに他の人へ共有できます。後ろ姿でも、制服や名札から誰か分かることがあります。子どもが映る素材は、保護者の同意を含め慎重に。迷った場面は、撮らないのがいちばん簡単です。

店内の会話が聞こえる場合は、撮影場所を変えるか、その場面を使いません。公開前に、音あり・字幕ありの両方で、伝票や個人名が一瞬でも見えていないか確かめてください。

音楽は、商用利用できるかを確かめる

お店の商品やサービスの紹介は、商用利用(=お店の宣伝に使うこと)に当たる場合があります。ShortsのBGMライブラリの曲でも、使える時間は曲ごとに異なります。公式ヘルプでは、3分のShortsで多くの曲は90秒まで使える一方、60秒や30秒に限られる曲もあると説明しています。

店内で流れていた音楽や、SNSで見つけた曲をそのまま入れないでください。編集アプリの中の曲も、商用利用できるとは限りません。条件が分からない曲は、無音にするか、自分で録った音声にします。

撮影の次の段階:アップロードと公開範囲

ここは、撮影のあと投稿へ進むときの説明です。今日の練習は、スマホで撮って再生するところまでで完了できます。

アップロードしても、すぐ公開する必要はありません。YouTube Studio(=動画を管理する画面)では、タイトル、説明、サムネイル(=動画の表紙の画像)、公開範囲を確認できます。公開範囲は、公開・限定公開・非公開から選びます。許可の確認が終わっていない素材や、映り込みが心配な動画は非公開にします。

限定公開の動画リンクを受け取った人が他の人へ渡すことがあるため、許可の確認中は非公開にする概念図。
限定公開のリンクは、知っている人から再共有できます。確認が終わっていない素材は、非公開で保管します。
  1. タイトルを書く。「何が分かるか」を先にします。例:「初めての方へ。駐車場から店の入口まで」。
  2. 説明を書く。場所や営業情報は最新の案内先を示し、変わる情報を動画に固定しすぎないようにします。
  3. 公開範囲を選ぶ。テストを終えてから、公開する日時や見られる人を決めます。
  4. 視聴者設定を確認する。動画ごとに「子ども向けか」を選ぶ項目があります。内容に合う設定を選びます。
  5. 自分のスマートフォンで再生する。文字、音量、店名、営業時間、リンクを見直します。

分からない画面や警告が出たら「公開」を押さず、いったん止まってください。画面の写真(スクリーンショット)と一言メモを残すと、あとで相談しやすくなります。

非公開で保管した動画を自分のスマホで再生し、文字と音、映り込みと許可、店名と案内先を点検する場面。
動画を上げても、すぐに公開する必要はありません。非公開で確認し、店内の情報やリンク先まで点検してから公開を判断します。

再生回数より、店の質問が減ったかを見る

再生数が少なくても、すぐ失敗と決めなくて大丈夫です。道順が伝わったか、予約方法を見つけてもらえたか。お客さまの質問や、スタッフの説明時間が変わったかも目安になります。同じテーマの動画を数本並べて、どれが見られたか比べましょう。

YouTube公式は、2025年3月31日からShortsの再生開始を視聴回数として数え、最短再生時間の条件をなくしたと案内しています。以前の指標で比べるときは、「エンゲージ ビュー」(=見続けてもらった数)も確認します。長い動画まで同じ変更があったとは説明していません。

コメントへの返事をする担当も決めます。住所や注文内容を書かれたら、公開のままにせず、非公開の連絡方法へ案内します。営業時間が変わったら、説明欄や案内ページも更新します。

よくある質問

ショート動画だけ投稿してもよいですか?

短い動画だけでも始められます。道順や予約方法など、説明を残したい内容は長い動画にする方法もあります。

動画は毎週出さないといけませんか?

決まった頻度で出す義務はありません。まずは一つの質問に答える動画を作り、無理なく続けられる間隔を考えます。

スマートフォンだけで撮れますか?

YouTubeの公式ヘルプは、スマートフォンからShortsを撮影・投稿する方法を案内しています。まずは一場面を撮り、画面と音を確認してください。

流行の曲をBGMにしてもよいですか?

曲によって使える範囲や時間が異なり、商用利用できない音源もあります。使う前に、YouTube公式の音源ライブラリと利用条件を確認してください。

練習:15秒で見せる一場面を決める

「誰に」「何を伝え」「見た後どうしてほしいか」を一文で書きます。例は架空の店舗の「初めて来る方に、入口の看板を見せ、地図を開いてもらう」です。住所や営業時間を動画に入れるなら、公開前に公式の店情報と照合します。まずは撮影だけ行い、公開はせずに自分のスマートフォンで再生してみましょう。

できたか、確かめる

題材を一つ決め、一場面を撮り、自分のスマートフォンで再生できたら、今日の練習は完了です。伝えたいものが見えるか、音が聞こえるか、見せたくない人や書類が入っていないかを確認し、直したい点を一つメモします。

YouTubeの投稿と、お店の案内を分けて考える

SNS全体の投稿内容に迷ったら、お店のインスタに何を載せるかの記事で材料を考えられます。写真や短い文章から始めたい方は、写真から投稿文を作る手順も参考になります。誰がアカウントを管理するかは、お店のアカウントを誰が持つかで確認できます。お店のデジタルで困ったときの入口は、困りごとの対処ガイドにまとめています。

今日ひとつだけ

お客さまからよく聞かれることを一つ選び、動画で見せる場面を紙に書いてください。質問が思いつかなければ、お店の「よくある質問」の作り方で、実際に聞かれたことを一つ選びましょう。撮影は、一場面だけでかまいません。

どの内容を動画にするか迷ったら、初回のご相談は無料です。LINEで相談するか、お問い合わせから、お店のことをお聞かせください。

出典・確認日

YouTubeの表示や音源の利用条件は変わることがあります。投稿前に公式ヘルプで最新情報をご確認ください。

料金を見る(税込)初回のご相談は無料
内容オトスマがやること料金(税込)
初回のご相談お話をうかがって、合う進め方をお伝えします無料
相談・レクチャー(教える)やり方を説明します。作るのはお店の方5,000円/1時間
月々サポート(一緒にやる)月2時間、投稿などを一緒に作り、チャットで改善案も33,000円/月
制作サポート(代わりにやる)撮影と投稿を月8回以上、オトスマが作ります100,000円/月
設置から運営まで(まるごと)アカウントの設置から毎月の運営まで150,000円/月
動画編集(素材あり)お店の写真・動画と文章をお預かりして作ります5,000円〜
ロゴアニメーション10秒以内・直しは3回まで10,000円
アニメーション動画絵や文字を動かして伝える動画10,000円〜
チラシから作る動画(素材あり)チラシや画像を動かして、見た人の心を動かす動画に30秒 7,000円/1分 10,000円
撮影素材がないときは撮影から(動画とは別に)10,000円〜/1時間
講座(お店・事業者向け、単発2時間)お店の仲間とまとめて習うお一人 3,000円
交通費オンライン・袋井市内はかかりません菊川市〜浜松市のあいだは 2,000円

毎月のプランは、3か月からのご契約です。くわしい料金は料金のページに、講座の内容は講座・セミナーのページにまとめています。

まずは、LINEで気軽にどうぞ

  • いまの画面やお店の資料の写真を送るだけで相談できます
  • 初回のご相談は無料。合う進め方と、おおよその金額をお伝えします
  • 友だち追加だけでも大丈夫。ブロックはいつでもできます

メールで聞きたい方はお問い合わせのページから。

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この記事を書いた人

オトスマ代表。静岡県袋井市で20年、この地域のお店やお寺、観光のお手伝いをしてきました。2019年からは、シニアの方へのスマホ講座も続けています。専門用語を使わず、できないことを責めない相談相手です。

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